不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/12

マンション売上大幅減も、管理事業強化で黒字に/大京10年3月期決算

 (株)大京は12日、 2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は3,183億5,600万円(前期比▲9.5%)、営業利益90億9,800万円(前期:営業損失440億7,500万円)、経常利益63億5,900万円(同:経常損失518億4,500万円)、当期純利益63億700万円(同:当期純損失564億1,400万円)と、減収ながら黒字化を果たした。

 主力の不動産販売事業は、マンション計上戸数が5,559戸(前期比▲16.3%)と大幅に減少。営業収入1,985億3,900万円(同▲25.9%)。さらに、たな卸資産評価損約67億円を営業原価に計上し、営業損失20億7,000万円(前期:営業損失504億3,600万円)となった。

 不動産管理事業は、管理受託戸数の増加、子会社化したオリックス・ファシリティーズ(株)および(株)J・COMSの業績が寄与し、営業収入604億200万円(前期比89.1%増)、営業利益55億5,800万円(同55.0%増)。不動産仲介事業は、営業収入は84億2,400万円(同▲1.0%)にとどまったものの、経費削減効果により営業利益13億8,100万円(前期:営業損失1億2,900万円)を計上した。

 なお、次期については連結売上高2,900億円、営業利益125億円、経常利益80億円、当期純利益70億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。