(株)シノケングループは12日、2010年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年1月1日~3月31日)の連結売上高は52億1,100万円、営業利益は3億5,400万円、経常利益は2億3,200万円、当期純利益は1億3,200万円となった。
なお、同社グループでは前連結会計年度より決算期を変更したため、前年同月比は算出されていない。
2009年に決議した「経営改善計画」に基づき、主力の不動産販売事業を中心に経営資源を集中。固定費の削減や経営合理化についての施策を実行する一方、グループ全体としてサービス・品質の向上に努めた。
不動産販売事業では新規顧客の獲得および顧客層の拡大等に注力し、サラリーマンや公務員層に対する個人向けのアパート経営を提案したほか、用地取得にも努めた結果、売上高42億3,300万円、営業利益2億7,700万円を計上した。
不動産賃貸事業では、賃貸住宅入居者に対するサービスの強化施策や入居率向上を目的とした入居促進策を実施。売上高は7億4,700万円、営業利益は1億300万円となった。
通期については売上高165億円、営業利益7億5,000万円、経常利益4億円、当期純利益2億4,000万円を見込んでいる。