不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/17

債務免除益370億円の計上で最終黒字に/コスモスイニシア10年3月期決算

 (株)コスモスイニシアは14日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は1,699億9,500万円(前年同期比▲11.3%)、営業損失47億9,700万円(前年同期:営業損失182億700万円)、経常損失75億8,100万円(同:経常損失224億200万円)、当期純利益257億100万円(同:当期純損失880億8,800万円)。債務免除益約370億円と管理子会社(株)コスモスライフの売却益約74億円を計上。販売用不動産の簿価切下げ額約104億円、事業再生損失約118億円を計上したものの、最終黒字となった。

 主力の不動産販売事業は、新築マンション3,224戸(前年同期比16.8%増)を販売し、940億5,800万円(同6.2%増)を計上。事業全体で売上高1,308億4,100万円(同▲4.7%)を計上したが、たな卸資産評価損約60億円を売上原価計上したため、営業損失57億6,000万円(前年同期:営業損失202億9,500万円)となった。また、不動産管理事業は、期中コスモスライフの全株式を譲渡し、連結範囲から除外したため、売上高98億9,300万円(前年同期比▲49.2%)、営業利益7億9,300万円(同▲48.6%)となった。

 なお、次期については連結売上高1,110億円、営業利益25億円、経常利益15億円、当期純損失7億円を見込んでいる。

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