不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/19

寮事業の低調が影響し減益に/共立メンテナンス10年3月期決算

 (株)共立メンテナンスはこのたび、2010年3月期決算を発表した。
 
 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は845億1,300万円(前期比2.7%増)、営業利益は40億3,300万円(同▲24.6%)、経常利益は30億1,200万円(同▲33.2%)、当期純利益は12億5,400万円(同▲41.2%)となった。

 主力である寮事業では、学生寮において、提携している教育機関との関係をより強固なものにしたほか、「食事メニューを通じた健康管理」といったサービスシステムの活用に努めたものの、入寮者数が予想を下回ったため、収益の大幅な回復に至らず、売上高は224億1,400万円(同1.2%増)にとどまった。
 社員寮では、企業収益悪化の影響により福利厚生費の抑制・見直しや、期中の研修などによるマンスリー利用の申込みが伸び悩み、利用実績企業数は1,210社、売上高は93億3,000万円(同▲1.9%)となった。
 これらの結果、事業全体では売上高375億6,400万円(同0.1%増)営業利益50億200万円(同▲12.5%)となった。
 
 そのほか、ホテル事業においても、リゾート事業のコスト管理の徹底や改善が堅調に推移したものの、ドーミーイン事業では新型インフルエンザの流行や出張費抑制といった要因が収益を圧迫。売上高268億9,800万円(同7.0%増)、営業損失は3億4,600万円(前期:営業利益1億300万円)となった。

 次期については、連結売上高896億円、営業利益47億5,000万円、経常利益36億円、当期純利益13億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆