国土交通省は21日、平成22年度都市景観大賞「美しいまちなみ賞」受賞地区を発表した。
同賞は「景観法」の基本理念にもとづいた、良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開する普及啓発活動の一環として、平成13年度からスタート。美しいまちなみを創り育てるため、ハードとソフトを含めた総合的な取組みが行なわれている地区を全国から募集。特に優れた地区について表彰することで、広く国民に紹介し、より良い都市空間の形成をめざすもの。
今年度の「美しいまちなみ大賞」には、金山町金山地区(山形県金山町)と、倉敷市倉敷美観地区(岡山県倉敷市)の2地区が選ばれた。
また「美しいまちなみ優秀賞」には、函館市都市景観形成地区(北海道函館市)、横浜市中区山手町地区(横浜市中区)ほか2地区、計4地区が選ばれたほか、「美しいまちなみ特別賞」2地区が選ばれた。