不動産ニュース / 開発・分譲

2010/5/26

三田地区再開発事業の「パークコート麻布十番ザ タワー」が竣工/三井不動産

「パークコート麻布十番ザ タワー」外観
「パークコート麻布十番ザ タワー」外観
東京タワーを間近に見ることができる「プレミアムビューラウンジ」
東京タワーを間近に見ることができる「プレミアムビューラウンジ」
マンションでは初となる「ヒーリングラウンジ」には、さまざまな植物が植栽されている
マンションでは初となる「ヒーリングラウンジ」には、さまざまな植物が植栽されている

 三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は26日、「パークコート麻布十番ザ タワー」(東京都港区、総戸数440戸)の竣工見学会を開催した。

 同物件は、三井不動産レジデンシャルが、(株)新日鉄都市開発と藤和不動産(株)とともに、「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」の参画組合員として開発したもの。

 東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅徒歩3分に位置。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造)地上36階地下1階塔屋2階建て。

 「FOREST」、「ART」、「HEALING」をテーマに、まちの杜となることを視野に入れたランドマークとし、さまざまな種類の植栽を実施している。また、都心邸宅とアートのコラボレーションに注目し、アートディレクター・清水敏男氏のプロデュースにより、石彫刻や絵画などの美術品を建物内外に設置している。
 また、室内に豊かな植栽を施した「ヒーリングフォレスト」やトレーニングマシーンなどを設置した「アクティブフォレスト」を設けている。

 そのほか、東京を一望できる屋上の「ティアラデッキ」や、東京タワーを臨む「プレミアムビューラウンジ」などの共用施設を設置。また、独自のセキュリティシステム「セーフティ&コンフォート・セキュリティシステム」を開発。非接触IC技術「FeliCa TM」を採用したICカードと電子データを内臓したICカード搭載のディンプルキーを使用し、いくつものセキュリティラインをスムーズに通過できる仕様とした。

 間取りは1LDK~3LDK。専有面積は42.03~161.58平方メートル。平均坪単価は500万円台としている。入居予定次期は6月中旬の予定。

 説明会において、同社プロジェクト事業部の石井隆之氏は「2010年12月より販売を開始し、現在までに約8割が契約済みとなっている。この再開発事業は20年以上の年月をかけて実現したもの。まちのコミュニティを継承させていきたい」などと述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。