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2010/6/4

「さらなる地域貢献をめざす」/ビル協が70周年記念式典

「全国の主要都市で見られる近代的なビルの多くは会員によるもので、まち並みを形成する重要な要素として機能してきた」と語る髙木会長
「全国の主要都市で見られる近代的なビルの多くは会員によるもので、まち並みを形成する重要な要素として機能してきた」と語る髙木会長

 (社)日本ビルヂング協会連合会は3日、「ホテルオークラ東京」(東京都港区)で、第70回定時総会および創立70周年記念行事を開催した。

 定時総会では、2010年度事業計画および収支計画を決定。事業計画としては、公益法人改革への対応や調査・研究活動などを行なっていく。また、政策活動として、(1)11年度税制改正の要望、(2)経済成長戦略への要望活動、(3)建築基準法、都市計画法などのビル事業に関連する制度に関しての要望・提言、などを実施していく、とした。

 また、改選に伴う役員選任を行ない、常任理事に蔵野八郎氏((株)電気ビル)、理事に宇佐見治彦氏(宇佐見(株))、深見達之氏(深見興産(株))、監事に森 文保氏((株)御幸ビルディング)が新たに就任した。

 その後、開催された記念祝賀パーティで、同協会会長の髙木丈太郎氏は、「1940年に誕生した当協会は今年でちょうど70周年を迎えた。この間、太平洋戦争や高度経済成長、リーマンショックや戦後初の政権交代などの大きな出来事があった。その中で全国各地のビル協会は、それぞれが地域の発展に大きく貢献してきた」などと語った。
 また、「新成長戦略」を視野に入れた提案として、(1)社会貢献、(2)地球環境への配慮、(3)都市整備への積極的な関与、(4)地域発展への貢献、(5)世界都市との交流、といった5項目を挙げた。

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