(株)リロ・ホールディングの子会社で、借上社宅の管理代行サービスなど展開する(株)リロケーション・ジャパンは、企業の借上社宅管理業務のなかでもアウトソーシングの要望が多い「契約金の送金代行および不動産支払調書作成支援サービス」を14日から開始する。
借上げ社宅を契約する企業が契約時に支払う一時金(敷金・礼金等)の立替え払い、さらに次月以降の契約金(家賃)の送金を代行する。
また、同社の主力事業であるリライアンス(転貸借契約による借上社宅管理代行サービス)において、毎月約6万件の家賃を毎月一括払いしているが、このシステムに組み込むことで送金業務を一括で請け負う。
さらに、企業が毎年1月に作成する「不動産支払調書」作成におけるサポートサービスを併せて提供。契約企業の業務負担を大幅に削減する。
提供価格は、借上社宅一件につき月額400円。企業は毎月の借上社宅の家賃支払いで、1件当たり400円以上の送金手数料を支払っているため、送金手数料同等かそれ以下のコストで業務の削減が実現できる。
なお、同社では、同サービスの導入を13年3月期までに150社、取扱物件数を1万2,000件、売上目標を6,000万円としている。