(財)東日本不動産流通機構は、レインズシステムへの物件検索を、機械的に高速かつ長時間行なう、いわゆる「ロボット検索」が、レインズシステムの安定稼働を妨げるものとして、同検索を行なっている会員業者に対し、レインズシステムの利用制限等を行なう方針を打ち出した。
こうしたロボット検索により、基幹回線の利用率が瞬間で100%に達し、通常に利用しているレインズ会員のアクセス遅延やシステムの高負荷が予想されるため実施するもの。
同機構が「システムの安定稼働を阻害する行為」を行なっているとみなした会員について、レインズシステムの利用制限もしくは利用停止を講ずることができるよう、業務規程を改訂する。会員への告知を行なった後、対象となる会員には、事前に指導・注意を与え、それでも是正されない場合、利用制限・停止の措置を講じていく方針。