不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/7/12

不動産請負事業が堅調、減収も増益を達成/三栄建築設計10年8月期第3四半期決算

 (株)三栄建築設計は9日、2010年8月期第3四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(09年9月1日~10年5月31日)の経営成績は、売上高184億3,300万円(前年同期比▲14.2%)、営業利益29億8,800万円(同126.7%増)、経常利益27億9,900万円(同149.6%増)、当期純利益15億3,300万円(同171.4%増)。

 不動産販売事業は、前年同期に比べ販売件数が116件(前年同期:224件)と減少したため、売上高は50億3,000万円(前年同期比▲41.2%)、売上総利益は11億1,100万円(同▲13.1%)となった。しかしながら、地価下落の影響により原価が下がったため、売上総利益率は22.1%(前年同期:14.9%)と大幅に回復した。

 不動産請負事業は、82件(同:22件)の販売により、売上高12億500万円(前年同期比316.5%増)、売上総利益2億3,200万円(同288.1%増)を計上。

 賃貸収入事業は、居住用賃貸不動産1棟49戸およびオフィスビル1棟を取得し、売上高1億8,700万円(同10.9%増)、売上総利益1億2,200万円(同10.3%増)となった。

 なお通期については、売上高304億8,100億円、営業利益42億8,900万円、経常利益40億4,700万円、当期純利益22億2,800万円を見込む。

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