クレッシェンド投資法人(CIC)は、2010年5月期決算を発表した。
当期(09年12月1日~10年5月31日)の営業収益は28億3,000万円(前期比▲2.0%)、営業利益12億1,800万円(同33.1%増)、経常利益6億9,500万円(同79.1%増)、当期純利益は6億9,400万円(同79.3%増)、1口当たり分配金は5,268円となった。
当期は、オフィスビル「茅場町平和ビル」(信託受益権、取得価格:47億9,800万円)を取得し、当期末時点での保有資産はオフィス22物件、レジデンス25物件の合計47物件(取得価格総額:969億1,500万円)となった。
また、賃料水準の見直しを含め、積極的なテナント獲得活動を実施。オフィスの稼働率は93.60%(前期末時点:92.65%)、レジデンスの稼働率は89.89%(同:84.38%)といずれも上昇。全物件合計の稼働率は91.48%(同87.74%)となった。
次期については、ジャパン・シングルレジデンス投資法人との合併によるポートフィリオの再構築で、質の向上に資する資産規模の拡大をめざすとし、営業収益27億3,00万円、営業利益11億8,300万円、経常利益6億6,100万円、当期純利益6億6,000万円、1口当たり分配金5,000円を見込んでいる。