三井ホーム(株)は27日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は305億4,400万円(前年同期比3.9%増)、営業損失は54億5,700万円(前年同期:営業損失56億7,100万円)、経常損失は55億8,800万円(同:経常損失56億8,700万円)、当期純損失は38億9,500万円(同:当期純損失38億3,200万円)。
新築事業においては、期首受注残高の増加により、売上高186億2,600万円(前年同期比4.0%増)を計上。コストダウン推進の効果等で、営業損失は47億3,900万円(同3億5,900万円の改善)となった。
リフォーム・リニューアル事業は、住宅リフォームの減収により、売上高は60億1,900万円(同▲1.5%)。事業拡大に向けた経費の増加で、営業損失は2億5,200万円(前年同期:営業損失9,900万円)であった。
賃貸管理事業は、賃貸管理戸数の増加により、売上高41億8,400万円(前年同期比8.0%増)を計上、営業利益は1億6,400万円(同3.5%増)。
その他事業は、同社グループ外への構造材・建材販売棟数の増加で、売上高は17億1,400万円(同13.4%増)、営業利益は2,000万円(同3,600万円の改善)となった。
なお、通期については、売上高2,220億円、営業利益42億円、経常利益43億円、当期純利益20億円を見込む。