フジ住宅(株)はこのほど、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は142億4,300万円(前年同期比24.1%増)、営業利益7億100万円(同8.0%増)、経常利益7億2,600万円(同13.4%増)、当期純利益3億2,700万円(同▲14.0%)。最終利益の減少は、投資有価証券評価損の計上によるもの。
主力の分譲住宅事業は、自由設計住宅の販売が順調に推移。売上高55億1,900万円(同39.4%)となったが、引渡し物件の価格低下により営業利益は2億1,900万円(同▲12.1%)にとどまった。
住宅流通事業は、大阪店の仕入れ・販売エリア拡大、泉北店の移転などにより業績を伸長し、売上高51億7,000万円(同11.6%増)、営業利益3億7,700万円(同20.8%増)と順調だった。
なお、通期では連結売上高570億円、営業利益25億1,500万円、経常利益25億円、当期純利益14億5,000万円を見込んでいる。