(株)シノケングループは9日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年1月1日~6月30日)の連結売上高は87億1,200万円、営業利益は6億2,100万円、経常利益は4億1,200万円、当期純利益は1億8,700万円。
なお、同社グループでは前連結会計年度より決算期を変更したため、前年同月比は算出されていない。
同社は当期、09年に決議した「経営改善計画」にもとづき、主力の不動産販売事業を中心に経営資源を集中。固定費の削減ならびに経営合理化についての施策を実行する一方、グループ全体としてサービス・品質の向上に努め業績の回復を図った。
不動産販売事業については、新規顧客の獲得および顧客層の拡大等を実施、サラリーマンや公務員層に対する個人向けのアパート経営や投資用マンションの提案を行なったほか、新たなアパート・マンション用地取得にも注力。その結果、売上高67億8,400万円、営業利益4億7,000万円を計上した。
不動産賃貸事業では、賃貸住宅入居者に対するサービスの強化施策や入居率向上を目的とした入居促進策を実施。売上高は14億9,200万円、営業利益は2億2,700万円となった。
なお通期については、売上高165億円、営業利益7億5,000万円、経常利益4億円、当期純利益2億4,000万円を見込む。