大和ハウス工業(株)は10日、毎年発行している英文年次報告書「アニュアルレポート2009」が、アメリカで開催のコンテスト「2010インターナショナルARCアワード」において、計6部門を受賞したと発表した。
「インターナショナルARCアワード」は、会社案内やアニュアルレポート、Web、ビデオ等で、独創的かつ効果的なコミュニケーションを実現し、グローバルレベルでの手法の発展に貢献した企業・団体・個人を表彰する独立評価機関「MerComm,Inc.」が主催するもの。世界25ヵ国、1,900以上の企業・団体が応募し、今回で開催24年目を迎える、歴史的にも権威のあるコンテスト。
アニュアルレポートは、海外では企業の発行する最も重要な経営ツールであり、投資家が投資先を選定する際の基本となるもの。そのため同コンテストでは、財務面をはじめ、トップメッセージやビジョンなどの経営面、企画全般、デザイン、フォト、コピー等の表現面まで、審査・評価が行なわれ、金・銀・銅・優秀賞の4レベルの賞が決定される。
同社では、「総合部門」「経営者メッセージ部門」「本体デザイン部門」の3部門で金賞、「文章部門」「表紙デザイン部門」の2部門で銅賞、図解部門で優秀賞と、計6部門を受賞した。
金賞の3部門での同時受賞は、日本企業としては初となる。
なお、授賞式は9月16日(木)に、ニューヨークのリッツカールトン バッテリーパークで行なわれ、金賞受賞作品のなかから、「Best of Show(最優秀賞)」および「各部門最優秀賞」が発表される。
受賞した「アニュアルレポート2009」(和文・英文版)は同社ホームページ(http://www.daiwahouse.com/annual/index.html)で公開している。