不動産ニュース / 開発・分譲

2010/8/12

「太陽熱利用ガス温水システム」を分譲マンションで初採用/東急電鉄

バルコニーに設置される「SOLAMO」集熱部
バルコニーに設置される「SOLAMO」集熱部

 東京急行電鉄(株)は12日、今秋から販売を開始する分譲マンション「ドレッセ青葉台プレエスタ」(横浜市青葉区、総戸数119戸)に、東京ガス(株)が開発した太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」を採用すると発表した。新築分譲マンションでの採用は、初となる。

 「SOLAMO」は、東京ガスが新築マンション向け商品として、10年2月から販売しているもの。住戸のバルコニーの手すりに設置した集熱パネルで太陽熱を集め、熱が足りない場合は瞬間的にお湯をつくることができるガス給湯器が補うことで、いつでも快適にお湯を使うことが可能なシステム。太陽熱と高効率給湯器を併用することで、標準的な3人家族の給湯使用量の約16%を太陽熱でまかなうことができるほか、従来給湯器と比べて年間ガス使用量およびCO2排出量の約29%を削減することができる。また、ガス料金も、年間約1万8,000円節約できる。

 同物件では、同システムを最上階の3戸に設置する。なお、同物件は東急田園都市線「青葉台」駅徒歩4分に立地する、地上6階建てのマンション。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積約62~88平方メートル。販売価格等は未定。

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