不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/13

1Rマンション在庫物件完売、買取再販事業売上も寄与し黒字化/アーバネットコーポレーション10年6月期決算

 (株)アーバネットコーポレーションは12日、2010年6月期決算(非連結)を発表した。

 当期(09年7月1日~10年6月30日)は、売上高105億9,200万円(前年同期比12.8%増)、営業利益2億1,000万円(前年同期:営業損失14億7,900万円)、経常利益9,800万円(同:経常損失15億9,600万円)、当期純利益9,700万円(同:当期純損失18億200万円)となった。

 不動産開発事業は、ワンルームマンションの開発販売において、販売会社との戸別決済によるもの4棟を含め8棟(全453戸[うち401戸が前事業年度に着工済み])を完売、また2物件の事業用地販売による売上が堅調に推移し、売上高は77億6,500万円(前年同期比5.6%増)となった。

 その他不動産事業では、買取再販事業として、新築残戸物件ならびに工事中断物件の土地を購入し、再着工完成させた分譲用ファミリーマンション1棟を含む4物件(69戸)と、当期より開始した中古マンションの買取再販10戸の販売による売上高が27億2,000万円(同41.7%増)を計上。不動産賃貸業等による売上高9,500万円(同2.5%増)と合わせて、事業全体の売上高は28億1,600万円(同39.9%増)となった。
 
 なお、通期は、売上高60億円、営業利益3億3,000万円、経常利益1億5,000万円、当期純利益1億4,500万円を見込む。

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