不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/25

財務体質改善めざし、LCPと合併後49物件を売却/INV10年12月期中間決算

 インヴィンシブル投資法人(INV)はこのほど、2010年12月期中間決算を発表した。

 当中間期(10年1月1日~6月30日)は、営業収益29億7,800万円、営業損失61億2,000万円、経常損失70億5,100万円、当中間期純利益47億5,100万円。2月1日にエルシーピー投資法人(LCP)と合併したことに伴い、初回の営業期間を10年1月1日~同年12月31日とし、合併後から当中間期末までに、住居25件、オフィスビル・商業施設5件、駐車場等19件の計49件を売却した。合併による負ののれんを活用した財務体質の改善が目的。

 その結果、当期末の保有物件数は、住居39件、オフィス・商業施設8件、駐車場1件およびシニア物件7件の計55件、取得価格合計は705億2,800万円、総賃貸可能面積は14万2,052.71平方メートル、稼働率は93.7%となった。

 通期は、営業収益53億8,100万円、営業損失51億9,400万円、経常損失71億3,400万円、当期純利益46億7,200万円、1口当たりの分配金300円を見込んでいる。

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