不動産ニュース / 開発・分譲

2010/9/16

マンションと戸建を2本柱に大幅な増収増益を見込む/THEグローバル社

 (株)THEグローバル社(東京都新宿区、代表取締役社長:永嶋秀和氏)は16日、2010年6月期決算説明会を開催。永嶋秀和社長が、11年6月期の事業戦略等について明らかにした。

 11年6月期は、実需事業で堅調なマンション分譲と、期間リスクが少なく成長性が高い戸建分譲を事業を2本柱と位置付けて拡大成長を図る方針。たな卸資産の圧縮による財務の健全性を武器に資金調達と仕入れを進めており、マンション分譲では今期および来期売上計画比で100%、戸建分譲でも今期売上計画比で53%の仕入れを完了している。また、少資金でより多くのプロジェクトを実現できる共同事業方式によるプロジェクトは、現在8物件・444戸、売上見込み額151億3,900万円相当を保有している。

 マンション分譲事業では、仕入れ強化とブランド構築を推進。戸建分譲では、新たな支店を都内に開設し、情報量の拡大およびエリア内の金融機関の新規開拓を図るとともに、マンション分譲事業で培ったノウハウを生かした商品企画にも注力。自社施工によるコスト削減も進めていく。これらの推進により、過去3年間の事業比率平均が約54%の分譲事業をシェア90.5%まで引き上げる。

 なお11年6月期については、連結売上高165億9,200万円(前年同期比93.8%増)、営業利益14億円(同221.0%増)、経常利益11億300万円(同305.2%増)、当期純利益6億3,400万円(同273.6%増)と大幅な増収増益を見込んでいる。

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