不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/10/4

09年度ビルリニューアル市場規模は激減、8兆7,178億円に/矢野経済研究所調査

 (株)矢野経済研究所は1日、ビルリニューアル市場動向に関する調査結果を発表した。

 調査は2010年6月~8月、ビルリニューアル事業者47社を対象にアンケートを実施し、住宅を除くリニューアル市場を、完成工事高ベースで算出したもの。

 2009年度のビルリニューアル市場規模の推計値は、8兆7,178億円(前年度比▲92.7%)。同社は、リーマンショックなど、08年度以降の経済不況の影響を受けたことが激減の要因と分析している。

 一方、参入企業による短期需要の見通しは、「増加」と「微増傾向」を合わせて5割超を占め、設備工事業者を中心に比較的明るい見通しを持つ企業が多い結果となっている。10年度はおおむね横ばい傾向で推移する可能性が高いと予測している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。