三井不動産レジデンシャル(株)は、東京ガス(株)の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」を全戸標準装備した建売分譲住宅「ファインコート浜田山」(東京都杉並区、総戸数8戸)を、11月中旬より販売開始する。建売住宅での標準装備は、同社初の試み。
「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、そのときに出る排熱を利用してお湯をつくる最先端のエネルギーシステム。エネルギー利用効率が高く、CO2排出量を大幅に削減する。
同物件は、京王電鉄井の頭線「浜田山」駅徒歩10分、「西永福」駅徒歩9分に位置する、木造(2×4工法)2階建ての建売住宅。土地面積115.75~124.65平方メートル(1戸)、建物面積92.58~99.61平方メートル(1戸)、間取りは3LDK・4LDK。
「自然庭園邸宅」をコンセプトに、常緑樹や落葉樹、季節の花々など、四季を感じられる住環境を創出。外観は、アースカラーを基調とし、一邸一邸が個性を持ちながらも、統一感のあるまち並みを形成する。また、設備・仕様については「エネファーム」のほか、家庭内消費エネルギーを表示する給湯リモコン「エネルックリモコン」や、遮熱性・断熱性の高い「Low-Eペアガラス」を採用している。
竣工は10月中旬予定、販売価格は9,000万円前後となる見込み。