（財）東日本不動産流通機構は12日、東日本レインズにおける9月の市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,607件（前年同月比▲2.7％）で、5ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都が1,156件（同 ▲2.7％）、埼玉県が363件（同0.8％増）、千葉県が368件（同▲3.9％）、神奈川県が720件（同▲0.4％）と、埼玉県がわずかに増加したほかは前年割れとなっている。
成約単価は1平方メートル当たり39万6,300円（同5.0％増）で、9ヵ月連続の上昇となった。都県別では、東京都52万5,100円（同5.3％増）、埼玉県25万5,200円（同5.6％増）、千葉県25万4,100円（同13.9％増）、神奈川県35万9,500円（同4.1％増）と全都県で上昇した。
また、平均価格は2,580万円（同4.5％増）、平均専有面積は65.10平方メートル（同▲0.5％）。登録件数は、1万2,282件（同18.8％増）と2ケタ増で、6ヵ月連続で前年同月を上回った。
なお、中古戸建ての成約件数は939件（同3.3％）と2ヵ月連続の増加、成約平均価格は3,078万円（同3.3％増）だった。
