オリックス不動産投資法人(OJR)は20日、2010年8月期決算を発表した。
当期(10年3月1日~8月31日)の運用状況は、営業収益117億100万円(前期比19.5%増)、営業利益58億8,700万円(同30.8%増)、経常利益44億8,200万円(同34%増)、当期純利益43億800万円(同28.8%増)、1口当たりの分配金1万6,061円となった。
当期は、「オーエックス田町ビル」(取得価格67億3,000万円)、「オリックス目黒ビル」(同63億5,000万円)、「大宮下町1丁目ビル」(同37億5,000万円)、「堺ロジスティクスセンター北棟」(同102億円)、「aune港北」(同40億円)、「aune幕張」(同36億円)、「神戸桃山台ショッピングセンター(底地)」(同32億6,000万円)の7物件を取得し、「ラウンドクロス赤坂見附」(譲渡価格17億8,500万円)、「オリックス神保町ビル」(同41億5,000万円)、「オリックス新宿ビル」(同90億円)、「グランドメゾン白山」(同4億2,500万円)の4物件を売却した。
期末の同投資法人のポートフォリオは52物件、取得価格3,008億6,400万円。運用不動産の稼働率は97.0%を維持している。
次期(11年2月期)は、営業収益106億3,200万円、営業利益47億7,100万円、経常利益32億7,100万円、当期純利益32億6,900万円、1口当たりの分配金1万2,992円を見込んでいる。