パナホーム(株)は27日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,273億9,400万円(前年同期比2.2%増)、営業利益31億9,500万円(同95.7%増)、経常利益32億1,300万円(同106.4%増)、当期純利益10億1,900万円(同34.6%増)で、増収増益となった。
主力の戸建請負事業では、「長期優良住宅」認定基準に標準対応した商品を普及価格帯から取り揃えて提供したほか、光触媒技術を活用したタイル外壁「キラテック」を訴求するため全国一斉販促キャンペーンを実施、受注拡大を図った。商品・技術開発では、「CO2±0住宅」の研究棟を建設し、実証実験を開始した。
資産活用事業では、「ケア付き高齢者専用賃貸住宅・一括借上げシステム」をスタートさせ、医療・介護事業者向けセミナーを開催、受注獲得に努めた。
リフォーム事業では、木造やマンションなどを対象とした大規模増改築の認知度向上を図るため、広告展開したほかフェアを開催。また、情報発信とコンサルティング営業の拠点としてリフォームプラザを開設した。
なお、通期では連結売上高2,700億円、営業利益80億円、経常利益80億円、当期純利益33億円を見込んでいる。