大和ハウス工業(株)は27日、大栄不動産(株)とともに建設した分譲マンション「D’グラフォート レイクタウン」(埼玉県越谷市、総戸数500戸)に国内初の「グリーン熱証書」が発行されたと発表した。
同マンションの団地管理組合が、マンションに設置した「太陽熱利用住棟セントラル・ヒーティングシステム」で削減した温室効果ガスなどをエナジーグリーン(株)に販売したことによるもの。
同「グリーン熱証書」は、エナジーグリーン(株)から(財)ユニジャパンに販売され、2010年10月23日から同月31日まで開催される「第23回東京国際映画祭」の上映などに必要なエネルギーにオフセットされる。
なお、「太陽熱利用住棟セントラル・ヒーティングシステム」は7月に、グリーンエネルギー認証センターより、「グリーン熱証書」を発行するための要件である「グリーン熱設備」に、分譲マンションでは初めて認定されている。