フジ住宅(株)は10月29日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(2010年4月1日~9月30日)は連結売上高273億800万円(前年同期比19.9%増)、営業利益13億4,400万円(同14.8%増)、経常利益13億6,900万円(同18.4%増)となったが、急激な株式市場の相場低下を反映して投資有価証券評価損(特別損失)を計上し、当期純利益6億7,100万円(同▲1.2%)となった。
分譲住宅セグメントでは、顧客の住宅間取りや設備仕様に対するさまざまニーズに対応した自由設計住宅の販売が当第1四半期連結会計期間から引続き好調に推移、受注戸数、受注契約高が大幅な増加となり、売上高は103億4,100万円(同13.8%増)となったが、引渡し物件の販売単価の低下を反映し、セグメント利益は4億1,000万円(同▲19.9%)となった。
住宅流通セグメントでは、フジホームバンク大阪店の仕入・販売エリアの拡大、フジホームバンク泉北店を岸和田店に移転、さらに9月には、おうち館和泉店を開店したことにより、業績を伸長させ、売上高は97億7,600万円(同16.1%増)、セグメント利益は6億5,000万円(同7.9%増)となった。
土地有効活用セグメントでは、工事進行基準の適用物件の増加により、売上高は35億3,900万円(同89.6%増)、セグメント利益は5億6,000万円(同220.9%増)となった。
通期では、連結売上高593億円、営業利益35億4,000万円、経常利益35億7,000万円、当期純利益19億3,000万円を見込んでいる。