不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2010/11/5

日本初の非上場オープン・エンド型私募REITの運用開始/野村不動産G

 野村不動産グループは4日、日本初の非上場オープン・エンド型私募REIT「野村不動産プライベート投資法人(NPR)」を組成し、このほど野村不動産(株)が開発したオフィスビル・賃貸住宅などを取得、運用を開始したと発表した。安定性を重視した不動産投資商品に対するニーズが高いと判断し、商品化したもの。

 NPRの特徴は、(1)非上場のため価格変動が少ないこと、(2)投資法人スキームによる安定性、(3)鑑定評価による基準価額算定、(4)総合型物件組入れによる分散投資効果、(5)投資口の払い戻しまたは投資家間売買による換金性の確保、(6)運用期限を定めないこと、など。また、借入比率を30%程度に抑え、ローン満期時の借換えリスクを低減している。分配金利回りは年率4%程度を目標にしている。

 NPRと野村不動産グループは、オフィスビル4物件、賃貸住宅8物件、物流施設1物件、総額400億円の不動産売買契約を締結。このうち約200億円については引渡しが完了し、NPRに組み入れられている。残りの物件についても2011年9月までに組み入れられる予定。
 なお、NPRの資産運用は、野村不動産投信(株)が受託する。

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