(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける10月の市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,546件(前年同月比▲9.2%)で、6ヵ月連続で前年同月を下回った。
都県別では、東京都が1,143件(同 ▲11.5%)、埼玉県が345件(同▲10.6%)、千葉県が364件(同▲5.2%)、神奈川県が694件(同▲6.5%)と、東京都と埼玉県では2ケタの減少となった。
成約単価は1平方メートル当たり39万5,800円(同4.7%増)と、前年同月比で10ヵ月連続上昇。
都県別では、東京都52万4,100円(同6.4%増)、埼玉県24万5,600円(同6.3%増)、千葉県24万2,600円(同2.0%増)、神奈川県36万3,900円(同4.7%増)と全都県で上昇した。
また、平均価格は2,594万円(同4.3%増)、平均専有面積は65.56平方メートル(同▲0.4%)。
登録件数は、1万2,565件(同15.7%増)と3ヵ月連続で2ケタ増となった。
なお、中古戸建ての成約件数は950件(同▲0.7%)と3ヵ月連続の増加、成約平均価格は3,019万円(同▲1.2%)だった。