不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は11日、新婚サラリーマン男性の「新居選び」に関する調査結果を発表した。1都3県に在住する20~40歳代のサラリーマン男性で、3年以内に結婚、それを機に新居を探し、引っ越した人600名をアンケート調査した。
結婚を機に新居を購入した人は、全体の41.8%。購入価格のボリュームゾーンは、「3,000万~3,500万円」が17.9%、「3,500万~4,000万円」が17.5%で拮抗。平均価格は3,637万円(一戸建て3,660万円、マンション3,621万円)だった。また、新居購入者の41.5%が「親からの援助」があり、その平均額は664万円だった。
一方、賃貸物件を新居とした人の平均家賃は「8万~9万円」が15.5%でトップ。以下、「9万~10万円」(13.8%)、「10万~11万円」(12.4%)と続き、平均額は9万6,000円だった。
新居の広さは、持ち家が平均84.4平方メートル、賃貸が54.4平方メートルで平均66.5平方メートル。一方、理想とする住まいの広さは平均103.3平方メートルで40平方メートル弱の開きがあった。通勤時間も、平均52.1分、理想29.8分と大きな差があった。
また、回答者のうち「新築」の新居を選んだ人は全体の27.3%、「築5年未満」の21.5%と合わせ、過半数の「新婚さん」が「新しい家」で新生活をスタートさせていた。