(株)中日新聞社と三菱地所(株)は10日、複合オフィスビル「品川フロントビル(品川開発計画)」(東京都港区)を11月30日に竣工し、飲食・物販店舗を12月10日にオープンすると発表した。
同ビルは、敷地面積7,498平方メートル、延床面積7万2,591平方メートル、鉄骨造(一部鉄筋造)地上19階地下3階塔屋2階建て。東京新聞、東京中日スポーツの東京本社跡地に建設する。三菱地所がテナントリーシングを含め、全面的なプロジェクトマネジメント支援を行なった。
JR「品川」駅から徒歩3分に位置し、東京湾ウォーターフロントにも近いことから「品川フロントビル」とネーミングした。
オフィスは、基準階天井高3.0m、700坪を超える広大な無柱空間を確保したほか、基礎免震構造を採用するなど、高いスペックを備えた。保育施設や集会室の設置による地域貢献をめざすほか、1~2階には居酒屋、カフェ、コンビニエンスストアなど個性ある飲食店・物販店を配置する。
現在、オフィステナント3社、飲食店舗11店舗、物販店舗1店舗が入居予定で、ほぼ満室稼動となる見込み。