不動産ニュース / 開発・分譲

2010/11/17

分譲マンションに可動式間仕切り家具を導入、間取り設定を自在に/ナイス

 ナイス(株)は、13日から販売を開始した分譲マンション「ナイスシティアリーナお花茶屋」(東京都葛飾区、総戸数41戸)で可動式間仕切り家具を使って入居者が自由に間取りを設定できるシステムを試験導入した。

 可動式間仕切り家具は、同社グループのナイスユニック(株)が独自に開発。収納棚、机ユニット、テレビボードユニットなどの配置により入居者のライフスタイルやライフステージに合わせて間取りや収納場所を設定できるようにした。

 同物件は、京成本線「お花茶屋」駅徒歩5分に立地。敷地面積1,412.82平方メートル、延床面積2,963.62平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。専有面積62.36~71.44平方メートル、1LDKおよび2LDKを基本プランとしている。

 また、同物件では同社独自のポイント制を設け、契約者に100万円相当の1,000ポイントを付与。ポイントを使って可動式間仕切り家具(25万~50万円相当)を購入できるようにした。余ったポイントは出入り用扉の設置工事(280ポイント)やオプション設備の購入に充てられるほか、同システムを希望しない場合は、間仕切り壁を施工できる。

 予定販売価格は3,090万~4,350万円、予定最多価格帯は3,400万円台(4戸)。竣工は2011年7月下旬、入居開始は同年9月中旬を予定している。

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