不動産ニュース / 開発・分譲

2010/11/30

オフィスビル「霞が関東急ビル」を竣工/東急不動産

 東急不動産(株)は29日、オフィスビル「霞が関東急ビル」(東京都千代田区)が竣工したと発表した。

 同物件は、築30年を超えていた隣接する2棟のビルを取得し、地上17階地下1階、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造のオフィスビルに建て替えたもの。敷地面積は1,910.18平方メートルで、延床面積は1万9,191.21平方メートル。基準階の床面積は830.94平方メートル。

 地震のエネルギーを吸収するダンパーを備えた「制振ブレース」と鋼管の中に高強度のコンクリートを充填する鋼管柱を使用する「CFT構造」を採用することで、耐震性と無柱空間を実現させた。

 また、総合設計制度利用で生じた公開空地には、低木から高木まで約40種類1,000本の植栽を配したほか、外構の一部に水の気化熱冷却により路面温度の上昇を抑制する「保水性塗装」も採用。屋上に降った雨水を雑用水に利用する雨水利用システムや、高効率設備を導入して、省エネルギー・節水・ヒートアイランド対策などの環境配慮に取り組んでいる。

 なお、同ビル2~4階に、約30~90平方メートルの区画に分割して貸し出す「霞が関ビジネスセンター」を併設。ミーティングルームやパブリックラウンジ、コピー室、ベンダーコーナーなどを設けた。
 同センターのリーシングおよび運営は同社が実施する。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。