野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は8日、「NOF東陽町ビル」(東京都江東区)の譲渡について発表した。
同物件の取得価格は75億5,000万円。不動産信託受益権における準共有持分33%を12月8日に、67%を2011年5月10日に譲渡するもの。12月8日付けの譲渡価格は28億5,900万円、帳簿価格は23億2,614万7,531円。5月10日付けの譲渡価格は58億500万円、帳簿価格は47億2,278万4,381円。譲渡先は国内の一般事業会社。
同物件は、敷地面積8,926平方メートル、延床面積1万8,051.08平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根7階建てのオフィスビル。
譲渡理由として、ポートフォリオ強化に向けた物件入替の一環として売却、新規物件の取得余力の創出および譲渡益活用による第15期、第16期の分配金の安定化に寄与をあげている。
同物件譲渡完了後の同投資法人のポートフォリオは51物件、取得価格が12月8日付けで3,761億1,500万円、5月10付けで3,710億5,700万円となる。