(独)住宅金融支援機構はこのほど、「民間住宅ローン利用者の実態調査」を実施し、「金利タイプ別利用状況(2010年11月期)」を発表した。10年11月に居住用の新規の民間住宅ローンを借り入れた、全国の20歳以上60歳未満の人を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施したもの。調査期間は11月15~30日、有効回答数は244件。
それによると、住宅ローンの金利タイプ別シェアは、「変動型」45.5%(10月調査:48.1%)と2.6ポイント減少。「固定期間選択型」は32.4%(同:28.4%)に増加、うち固定期間(10年)の利用割合は15.2%(同:16.0%)だった。
一方、「全期間固定型」は、22.1%(同:23.5%)と減少した。