東京ガス(株)都市生活研究所は17日、都市生活レポート「20代のライフスタイル~今ドキの20代がくらしで大切にするものとは~」を発表した。インターネットを通じた2度の定量調査や個別インタビューなどの定性調査を経て、20歳代の意識と行動の実態を分析し、暮らしにおいて求められる価値を明らかにしたもの。
同調査では、20代は“自分を守る”意識が強く、「自分が大切」で、「親しい人と仲良く」することを求めており、「カッコよく暮らす」ライフスタイルのために、自分自身や周囲のものに「見映え」の良さを求めているとし、「親しい人たちに認められ、受け入れられることを目的」としている点が従来と異なると指摘。
また、情報化社会の中で育ってきた現在の20歳代は、自分にとって大切なものを取捨選択することに長けているために、欲しいものが少なく消費が控えめに見えると考えられる。今後、家族が増えたり、住宅を取得したり、ライフステージが変化しても、世代の特徴は、そのまま持ち続けていくと予測した。
詳細は、同研究所ホームページまで。