不動産ニュース / 団体・グループ

2011/1/12

公益社団法人への移行申請控えた「重要な年」に/全宅連・全宅保証が賀詞交歓会

「中古住宅市場活性化に向けた具体的な施策の展開にも期待したい」と話す(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の伊藤 博氏
「中古住宅市場活性化に向けた具体的な施策の展開にも期待したい」と話す(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の伊藤 博氏
「市場回復感の強い他国では、地価が適正価格にまで回復している。あらゆる政策が不動産・住宅分野に集中させ、市場を活性化させたい」と話す国土交通大臣政務官の小泉俊明氏
「市場回復感の強い他国では、地価が適正価格にまで回復している。あらゆる政策が不動産・住宅分野に集中させ、市場を活性化させたい」と話す国土交通大臣政務官の小泉俊明氏

 (社)全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)と(社)全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)は12日、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で、新年賀詞交歓会を開催した。全国の都道府県宅建協会役員をはじめ、国会議員、協会役員、関係団体・官庁関係者など約400名が参加した。

 冒頭挨拶した全宅連会長の伊藤 博氏は、「不動産業界は一部に明るさも見えてきてはいるが、多くの地域で地価下落が続く厳しい状況にある。こうしたなか、平成23年度税制改正大綱では、新築住宅に係る固定資産税の減額措置など、われわれが要望していた各種特例の延長が認められる、まずまずの成果を上げた。国土交通省の新成長戦略では、中古住宅市場・リフォーム市場を倍増させるとしており、本格的、具体的な施策の展開に期待したい」と話した。また、当面の課題として公益社団法人への移行申請をあげ、「本年は、協会運営を左右する重要な年になる。卯年にちなみ、飛躍の年としたい」と締めくくった。

 また、来賓として挨拶した国土交通大臣政務官の小泉俊明氏は、「世界有数の経済規模を誇る日本がここまで元気がないのは、土地価格の下落とそれに伴う金融市場の低迷が原因。不動産業界は、日本経済の要であり、あらゆる政策を集中させて、不動産市場を活性化させていきたい」などと語った。

 その後(社)日本住宅建設産業協会理事長の神山和郎氏の音頭で乾杯、盛会となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。