旭化成ホームズ（株） は、マンション建替え事業「谷町第二ビル建替え事業」（大阪市中央区）を4月上旬から着工する。同社の建替え事業は今回で10件目、関西地区では初めて。
敷地面積518.51平方メートル、延床面積1,752.66平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建て、1957年竣工の借地権付き分譲マンション。地下鉄谷町線「天満橋」徒歩2分、京阪電鉄「天満橋」徒歩4分に位置する。
建物の老朽化とともに建替えに関する住民間の意識が高まり、2008年10月には、管理組合より管理会社である大阪府公社に対して底地の買取りを申入れると共に、コンサルタントの導入を決定。旭化成ホームズは09年建替え事業者に選定された。
建替え後は、延床面積3,981.78平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階建て、総戸数52戸で、間取りは1LDK、2LDK、3LDK、専有面積39.75～78.03平方メートルの分譲マンションを計画。公社を除く区分所有者13名のうち、10名が同建替え事業による新マンション再取得を予定している。
竣工・引渡し予定は12年12月。
同社では今後、中京地区への進出も視野に入れ、15年には50億円規模の売上げを目標に今後も事業拡大に努める方針。
