不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/2/2

マンション「買い時感」は6割超を維持/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は2日、第4回「住まいサーフィンレポート」を公表した。

 同レポートは、年間200件以上のマンションや建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト・櫻井幸雄氏による情報と、同社が運営するサイト「住まいサーフィン」で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者向け調査結果をもとに、同氏が執筆したもの。なお、同調査は、2011年1月に行なわれたもので今回で12回目。有効回答数は146件。

 それによると、現在の物件価格に対し「高い」と感じている層は23.3%で、08年4月の調査開始以来最も低い水準となった。「どちらでもない」と感じている層は61.6%で前回調査時より2.6ポイント増加し、購入意向者は依然物件価格を適正だと感じている割合が高い状態が続いていると分析。

 1年後の物件価格に対する意識は、「横ばい」が57.5%と今までで最も高い水準となった。
 
 1年後の住宅ローン金利についての予想は「上がる」「やや上がる」と回答した層が46.6%、「下がる」「やや下がる」と回答した層が37.0%となり、金利が上がると感じている割合のほうが多かった。

 買い時感については、今が買い時だと感じている割合は61.0%と前回調査時より3.0ポイント減少したが、10年4月以降、60%超の水準で推移しており消費者の購入マインドは継続していることが伺える結果となった。
 
 詳細は、同社ホームページ(http://www.a-lab.co.jp/)まで。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。