不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/7

マンションおよび戸建住宅の引渡し減等で、大幅減収/コスモスイニシア11年3月期第3四半期決算

 (株)コスモスイニシアは7日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は591億1,800万円(前年同期比▲57.2%)、営業利益5億6,400万円(同94.5%増)、経常利益2,700万円(前年同期:経常損失22億5,800万円)、当期純損失3億9,100万円(同:当期純利益311億7,200万円)。新築マンションおよび戸建住宅の引渡し戸数の減少や、(株)コスモスライフを連結から除外した影響で、大幅な減収となった。

 主力の不動産販売事業は、新築マンション引渡し戸数が1,348戸(前年同期比▲1,338戸)、売上高は258億8,800万円(同▲66.5%)。戸建住宅販売は、宅地分譲を含め114区画(同▲99区画)を引き渡し、売上高54億7,400万円(同▲38.4%)。同事業全体の売上高は431億3,200万円(同▲59.4%)。売上総利益率の改善および販売費の削減に努めたことなどで、営業利益は20億1,900万円(同36.3%増)となった。

 不動産賃貸事業は、受託戸数が7,005戸(同356戸増)と増え、空室率も低水準で推移したことで、売上高100億6,600万円(同▲4.6%)、営業利益1億7,700万円(同28.7%増)を計上した。

 通期では連結売上高1,110億円、営業利益25億円、経常利益15億円、当期純損失7億円を見込む。

 また、同社は7月1日に本社を移転すると発表した。新本社の所在地は、東京都港区芝5-34-6 新田町ビル。

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