アトラクターズ・ラボ(株)は10日、「売主別アフターサービス満足度ランキング2011」を公表した。同社運営のサイトを通じ、新築分譲マンション居住者のうち、05年以降にアフターサービスを受けた人に、サービスの満足度をアンケートした。サンプル数は999件。サンプル数が30件以上の売主をランキング対象とした。
同ランキングトップは、前回調査(09年12月)同様、三井不動産レジデンシャル(株)。以下、2位三菱地所(株)(前回:5位)、3位住友不動産(株)(同:2位)と続いた。トップ10のうち、マンションディベロッパー大手7社(略称:メジャー7。ただし、三菱地所と藤和不動産(株)が統合した三菱地所レジデンス発足前のため8社)以外がランクされたのは、7位の(株)コスモスイニシア(同:6位)と10位のオリックス不動産(株)だけだった。
問題解決度や担当者の接客態度などの満足度をもとにした「アフターサービス満足度スコア」(満点:100)は、サンプル全体平均の72.1に対し、トップの三井不動産レジデンシャルは79.1。「メジャー7」の平均は74.7、それ以外の売主の平均は69.1となり、「メジャー7」企業のアフターサービスは、企業による差はあるものの、大手以外の企業よりは評価が高いとした。