不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/15

コスト削減により利益率が改善/アパマンショップHD11年9月期第1四半期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは14日、2011年9月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2010年10月1日~12月31日)の連結売上高は107億7,700万円(前年同期比▲10.0%)、営業利益3億7,000万円(同247.5%増)、経常利益5,700万円(前年同期:経常損失1億1,900万円)、当期純損失12億5,100万円(同:当期純損失3億5,200万円)。業務効率化の徹底によるコスト削減などにより、営業利益を確保。ただし、連結子会社「AS-SZKi」が保有する固定資産の譲渡に伴う特別損失として、減損損失10億5,400万円を計上。最終赤字となった。

 主力の斡旋事業は、直営店での1店舗あたりの契約件数および関連サービス収入の増加などで、売上高17億8,200万円(前年同期比5.2%増)、営業利益2億7,200万円(同320.7%増)の増収増益。賃貸斡旋加盟契約店舗数は899店舗(同▲6店)となった。

 プロパティ・マネジメント事業は、期末管理戸数が前期の不採算物件の解約により6万7,682戸(同▲896戸)と減少。売上高は70億400万円(同▲8.0%)となったが、売上原価および販売管理費のコスト削減などにより営業利益は1億8,000万円(同792.0%増)と大幅増。

 なお、通期(10年10月1日~11年9月30日)の連結業績予想に変更はなく、売上高は430億円、営業利益17億円、経常利益5億円、当期純利益2億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。