日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は15日、2010年12月期決算を発表した。
当期(10年7月1日~12月31日)の営業収益は118億7,000万円(前期比▲3.6%)、営業利益は58億8,600万円(同▲9.2%)、経常利益は40億3,900万円(同▲18.6%)、当期純利益は40億3,900万円(同▲18.6%)、1口当たり分配金は5,680円となった。
ポートフォリオの収益の安定化をめざし、地域分散、用途分散によるバランスに留意しつつ、地方・商業物件から東京・オフィス物件への資産の入替えに注力。「ビッグス新宿ビル」(取得価格33億円)と「東京建物横浜ビル」(取得価格70億円)を取得し、期末時点での保有資産残高は56物件、取得価格ベースで約3,415億円となった。
次期については営業収益114億9,000万円、営業利益55億5,100万円、経常利益40億500万円、当期純利益は40億400万円、1口当たり分配金は5,600円を見込んでいる。