フロンティア不動産投資法人(FRI)は14日、2010年12月期決算を発表した。
当期(10年1月1日~12月31日)の連結経営成績は、営業収益74億700万円(前年同期比16.4%増)、営業利益39億3,100万円(同18.0%増)、経常利益35億3,300万円(同18.8%増)、当期純利益35億3,200万円(同18.8%増)、1口当たり分配金1万8,195円となった。
当期、「三井ショッピングパークららぽーと磐田」(静岡県磐田市)および「ギンザ・グラッセ」(東京都中央区)を取得し、ポートフォリオは22物件、取得価格合計2,068億800万円。イオンリテール(株)をはじめとした小売業者と長期契約を結んでおり、稼働率は100.0%。
なお、当期未処分利益のうち、法人税等が追加発生しない範囲の一定額を内部留保することとし、1口当たり当期純利益1万8,233円であったが、1万8,195円を配当することとした。
次期は、営業収益78億2,100万円、営業利益40億4,400万円、経常利益35億7,400万円、当期純利益35億7,300万円、1口当たりの分配金1万6,400円を見込む。