不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/17

経営合理化を進め、3期ぶりに黒字化/シノケングループ10年12月期決算

 (株)シノケングループは14日、2010年12月期決算を発表した。
 
 当期(10年1月1日~12月31日)の連結売上高196億5,900万円(前年同期:119億8,200万円)、営業利益11億9,300万円(同:営業損失3億2,400万円)、経常利益8億1,400万円(同:経常損失8億4,800万円)、当期純利益1億1,600万円(同:当期純損失9億5,300万円)となった。
 当期は、主力の不動産販売事業に経営資源を集中、固定費の削減や経営合理化を進めた結果、3期ぶりの黒字となった。なお、前期は決算期変更により9ヵ月間の変則決算となったため、増減率は算出していない。

 主力の不動産販売事業では、会社員や公務員層に対して個人向けアパートおよび投資用マンションを提案、新規顧客の獲得および顧客層の拡大に努めるとともに、新たなアパート・マンション用地および販売物件の確保に注力、売上高157億8,800万円、営業利益10億1,800万円となった。

 不動産賃貸管理事業は、管理物件の入居率の維持・向上を目指し、広告活動やリーシング活動強化により入居促進に努めた結果、売上高30億5,600万円、営業利益3億8,400万円を計上した。

 次期(11年1月1日~12月31日)の連結売上高210億円、営業利益12億円、経常利益8億5,000万円、当期純利益4億5,000万円を見込んでいる。

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