不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/28

不動産投資顧問事業、投資資産の評価減などで減益に/セキュアード・キャピタル・ジャパン10年12月期決算

 セキュアード・キャピタル・ジャパンは25日、2010年12月期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~12月31日)の連結売上高は57億7,600万円(前年同期比▲7.6%)、営業損失8億1,300万円(前年同期:営業損失7億4,300万円)、経常損失14億5,000万円(同:経常損失900万円)、当期純利益2億3,400万円(前年同期比▲78.6%)。

 不動産投資顧問事業では、運用ファンドの一部投資資産の評価減実施による同社共同出資分への影響額などが前期に続き収益の足かせとなり、売上高51億7,100万円、営業損失は6億6,900万円。また、受託資産残高は7,408億円(前年度末比15.1%増)となった。

 債権投資・管理回収事業では、当期末の受託資産残高が資産の処分・回収が進んだことにより174億円(前年度末▲57.8%)となった。国内主要銀行の大型の不動産担保付債権の売却が低水準にとどまるなか、新規案件の獲得は伸び悩んだものの、回収の進捗および成功報酬の確保に努めた結果、売上高6億500万円、営業利益は1億7,200万円となった。

 なお、同社は3月16日をもって東京証券取引所の上場が廃止となるため、11年12月期の連結業績予想は発表を控えている。

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