住友林業(株)は4日、SRI(社会的責任投資)株価指数の1つ「DJSI World」対象銘柄の調査・分析を行なうSAM社による「CSR格付け」の住宅建設部門で、最高評価にあたる「セクターリーダー」と前年度からの改善が顕著だった「セクタームーバー」に選定されたと発表した。同部門最高評価の選定は2年連続となる。
SAM社は、持続可能性に優れた企業を世界の約2,500社のなかから毎年選定しており、今年は409社を選定、「The Sustainability Yearbook 2011」で公表した。
「セクターリーダー」は、全調査企業を58業種に分類し各業種の最高評価企業を選定するもので、日本企業では住友林業を含めて5社が選ばれた。「セクタームーバー」は各58業種内で前年度からの改善が最も顕著だった企業を選定するもの。
同社は創業以来、山林事業を基礎に総合住生活関連事業をグローバルに展開し、「DJSI World」の評価項目である「環境」・「社会」・「経済」の各分野における発展に、本業で貢献する取組みを進めてきたことが、今回の評価につながったとしている。