住友不動産(株)と関電不動産(株)は8日、分譲マンション「MEGA CITY TOWERS」(大阪府八尾市、総戸数1,499戸)の西棟(総戸数705戸)が竣工したと発表した。なお、東棟(総戸数794戸)は2013年1月下旬完成、3月下旬入居開始の予定。
大阪府が内陸部の「新都市拠点」を創出することを目的に開発された約24.6haの再開発エリア「大阪竜華都市拠点地区」に位置し、八尾市のコンペに当選した住宅・商業複合プロジェクト。JR関西本線・おおさか東線「久宝寺」駅徒歩1分、ペデストリアンデッキで駅直結となる。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、西棟は40階、東棟は41階建て。
1~2階の商業ゾーンにはすでに、スーパーマーケット「ライフ」や「医療モール」(内科・歯科眼科・調剤薬局)、「アクス久宝寺駅前保育園」、「JA大阪中河内」の出店が決まっている。
また、共用施設に「スカイラウンジ」、「ゲストルーム」、シアタールームやキッズコーナーなどを併設する「ファミリースタジオ」を設置したほか、約5,400平方メートルの公開空地を設け、広場や緑道を整備した。
住宅設備には、オール電化設備「エコキュート」、「保温浴槽」を採用するなどエコにも配慮する。
間取りは2LDK~4LDK、専有面積は57.59~94.42平方メートル。販売価格は2,490万~6,580万円。
販売状況は、2月末時点で契約率95%、契約者の現住所エリアは八尾市が40%、次いで大阪市平野市12%とJR沿線が中心。年齢は30歳代が最も多く38%、次いで50歳代以上が27%、40歳代19%。また、家族数は2人が49%、3人が22%と、世代・世帯人員とも幅広い構成となった。