東京建物(株)は、参加組合員として参画している南池袋二丁目A地区市街地再開発組合(理事長:杉原栄一氏)が豊島区南池袋二丁目で施行している「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業」が、東京都より権利変換計画の認可を受けたと発表した。
同プロジェクトは2004年、「日出小学校跡地」を含む周辺地区の従前権利者が中心となり「南池袋二丁目地区開発事業協議会」を発足。以来、市街地再開発事業向けて検討を進めてきたもの。
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩5分、JR、西武、東武線「池袋」駅徒歩8分。約8,330平方メートルの敷地に、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上49階地下3階建ての建物を建築する。1、2階は店舗・事務所、3~9階は豊島区新庁舎とし、11~49階は住宅で構成。住宅は約430戸を予定している。
参加組合員として(財)首都圏不燃建築公社も参画。同社とともに、従前権利者が取得する住戸を除いたマンション部分を取得販売する予定。6月に既存建物を解体、9月に本体着工。13年1月にマンションの販売を開始し、15年3月に竣工の予定。