国土交通省は12日、「構造計算適合性判定を要する建築物に係る確認審査日数の状況」(2・3月分)を発表した。
2010年6月1日の建築確認手続き運用改善の施行後に確認申請の受付けがなされ、2月中に確認済証が交付された「構造計算適合性判定」を要する建築物の平均審査日数は、事前相談受付~確認済証交付が54.3日、確認申請受付~確認済証交付が28日だった。同判定を実施した特定行政庁49団体、指定確認検査機関59団体の平均審査期間をみると、最も多かったのは「28日以下」の30団体で、「35日以下」の団体は、83.0%を占めた。
また、同様に3月の平均審査日数は、事前相談受付~確認済証交付が51.6日、確認申請受付~確認済証交付が27.9日だった。同判定を実施した特定行政庁63団体、指定確認検査機関59団体の平均審査期間は、最も多かったのは「28日以下」の26団体で、「35日以下」の団体は、77.9%を占めた。