森ビル(株)はこのほど、同社が管理・運営するビルに入居するテナントのエネルギー使用量を可視化する新サービス「エネルギーWEB システム」を開発し、30日から「愛宕グリーンヒルズMORIタワー」(東京都港区)にて運用を開始する。同社が管理・運営するビル約80棟に入居する約1,300テナントに順次導入していく。
同システムは、(株)日立製作所の環境情報収集システムをベースに、同社のビルの運営や省エネに関するノウハウなどを付加し開発したもので、電気使用量データを時間毎・エリア毎・用途毎に把握できるほか、ビル全体のCO2排出量表示、法令にもとづく各種報告書データの閲覧も可能となる。